京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

3月16日

3月16日
伏見区献血推進委員会の皆様の研修会。
『伝え続けた"命のリレー"〜雄也の生きた証〜』と題して、一昨年白血病でご子息を亡くされたご両親のご講演をお聞きしました。
多くの努力を重ねながら素晴らしい人生を歩んでこられた雄也くんが病魔に尊い命を奪われたこと、本当に無念であっただろうと胸が締めつけられる思いですが、
 懸命に生きて来られた日々の想いや、日々届けられる温かな献血・輸血への感謝の気持ちなどを発信されたSNSや出版された本が多くの皆さまの心に響いています。
伏見区献血推進委員会から講演の依頼を受けられた雄也くんが作成された動画が、後に日本赤十字社の目に留まり、
昨年1月の日本赤十字社の月刊誌『赤十字NEWS1月号』に大きく特集され、その後も
『生きたかった、だから闘った』のパネル展示や、
動画が映文連アワード2022の審査員特別賞を受賞され、大阪と札幌で上映会が開催されるなど、
雄也くんの想いを伝えるお取り組みが広がっています。
お父様は京都土木事務所の前所長さんでもあり、ご在職中には、
鴨川の河川改修や伏見港の『みなとオアシス』等々、大変お世話になっていました。
昨年には、当方囲む会で、『赤十字NEWS』をご紹介いただきながらお話を聞かせていただきました。
そのような関係で、講師ご夫妻にお誘いいただき、献血会の皆さまの研修会に同席させていただくことができました。
いくら医学・科学が発達しても、人の力では作れない血液。
『祈りの献血、命の輸血』によって、温かい血液を毎日待っておられる方々のもとに、「あまねく」届きますように…
雄也くんが懸命に生きられた証として、これからも雄也くんの意志を広く伝える活動を、ご両親や皆様と共に取り組んでいきたいと強く思いました。