3月21日
福島から京都に戻る新幹線に乗車中。
濃い濃い2日間でした。
今日の午後は、全国各地に避難しておられる方々が福島に戻ってこられて、いわきで開催された、「ふるさと交流会」に少し参加させていただいたり、
以前、京都に避難してこられていて、今は、いわきに戻っておられる大好きな方のお家にも立ち寄らせてもらってから、いわき駅まで送ってもらい、
常磐線、夕方の『スーパーひたち』で京都へ。
列車の中で、ご心配いただいた方々にお返事させていただいたり、お世話になった皆様にお礼のメッセージを送っている間に、あっという間に、東京駅。
今は京都に向かう新幹線に乗っています。
お世話になった皆様に心から感謝しつつ、ご報告のFacebookは、また、ぼつぼつと…
3月21日
午前中は、ちょうど昨日、グランドオープンされた、《道の駅なみえ》に連れて行っていただきました。
一度失われかけた「わがまち」を今、再び集った人々によって、
「ヒトが集まり、モノが集まり、コトが集まる」ようにとの願いを込めて開設された
《道の駅なみえ》
お花の栽培でも有名な福島県!
入り口には、多くのお花が飾られ、
東京オリパラの際に、選手の皆さんお一人お一人に渡されるブーケは、福島のトルコ桔梗を中心に作られると、先日、ニュースでもお聞きしていて、嬉しく思っていたところです。
隣接する『なみえの技・なりわい館』では、
地元浪江町の鈴木酒造店の酒造り見学や販売などの『Sakekura ゆい』と、
国指定の伝統工芸品『大堀相馬焼』の商品販売や陶芸体験ができるようになっていました。
浪江町請戸地区の鈴木酒造店は、
酒蔵が津波で流失し、
今月1日以降、道の駅で酒造りを始められ、
全面オープンを記念して、町産のコシヒカリや水を使った生酒「ただいま」を1500本製造されたそうです。
それぞれ避難された場所で作陶を続けられ、10年ぶりにここを拠点として町に戻られたとのこと。
お抹茶椀を一つ買い求めました。
3月21日
午後は、いわき市で開催された
『つながろう ふるさと交流会』にお邪魔させていただきました。
東日本大震災後、全国各地に避難されている皆様や、ご家族離れて暮らしておられる方々が、
故郷福島に一時戻って、
相談や交流をされるお取組。
京都でも、復興サロン和(なごみ)の大塚さんはじめ多くの皆様方のご協力により、
ご家族離れて京都に避難してこられた方々と、福島からご家族を京都にお呼びして共に過ごされるひととき、相談・交流会を開催しておられ、私もこれまで参加させてもらっていましたが、福島でのお取組にお邪魔させていただいたのは、初めてでした。
今年はコロナ禍で、密を避けるため、各地での取り組み状況等を動画で紹介される形での交流会とされたとのこと。
密を避けて、人数制限して数回に分けてのご開催でした。
動画では、各地からメッセージが寄せられました。
京都府からの動画は、
避難してこられている皆様にずっと寄り添いながら、共に活動してくださっている『復興サロン和』の茜さんと夕香さん!
また、以前京都に避難してこられ、今はいわきに戻っておられる真美さんにも久しぶりに逢えて、すごく嬉しかった〜
『和』さんや、『NPO 災害とくらしの相談室 iroiro』はじめ、お世話くださっている皆様方に心から感謝し、
全国各地で様々ご苦労されながらも、ご縁を結び、絆を紡いでくださっている皆様方のお幸せを心からお祈りいたします。
福島復興塾の方々に案内いただき、さまざまな学びを賜りました。
2019年10月12日の台風19号で堤防が決壊した夏井川では、河川改修が少しずつ進んでいるようですが、
床上浸水被害に遭われたお家の中は、このような状態のままのところもあり、自然災害の恐ろしさを改めて感じました。
でも、人と人との絆は、より深まっている!と感じさせてもらった2日間でもありました。
お出会いできた方々、お世になった皆様に心から感謝申し上げます。