京都府立京都学・歴彩館1階展示室にて
京都の東寺に伝えられた日本中世の古文書『東寺百合文書』は、
国宝であり、ユネスコの「世界の記憶」にも登録されました。
8世紀から18世紀までの約1千年間にわたる膨大な量の古文書群は、その数およそ2万5千通に及ぶそうです。
今回は、その中から、
「差図(さしず)」に焦点を当てられた展示。
歴彩館の若林さんからご案内をいただいて、皆さんと一緒に観せてもらいました。
中世の人々が土地境界や水をめぐる争いの解決、
建物の建設・維持管理などを目的として作成された、比較的簡略な絵図『差図』について、
資料課の小森さんに個々ご説明いただき、
当時の人々の暮らしぶりや、様々な事件の裏側などとても興味深く、垣間見ることができました。
3月7日(日)までですが、
明日6日には、講演会も行われます。
また、今回ご一緒したメンバーは、年代はかなり違いますが、それぞれPTA等のご縁も深く、
町屋キルト作家の木村サヨコさんの作品で伏見等を盛り上げようと始めた活動にもご理解・共感いただき、子どもたちを含めた活動についても今後広がっていくようなうれしい予感!!