京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

7月2日
本会議の後は、予算特別委員会全体会と、日米友好親善京都府議会議員連盟総会。
明日、明後日は、予算特別委員会小委員会 書面審査が行われます。



京都府議会 一般質問 最終日。
自民党からは、1期目、宮津市及び与謝郡選出の 中島たけふみ府議と、
6期目ベテラン、下京区選出の小巻みつじ府議が登壇されました。
宮津からは、大勢の皆様が大型バスで傍聴にお越しになる中、
中島議員の地元を愛し、活性化にむけての真摯な質問と、雨の中、
いつまでも皆様に手を振ってお見送りされているお姿に、感銘を受けました。




京都府立 京都学・歴彩館で開催されている、明治維新150年記念
『御一新!〜19世紀後半の京都〜』を拝見させていただきました。
まずビックリしたのが、京都府域の変遷!
明治4年には、舞鶴宮津・丹後は、京都府ではなく、
明治9年の府県統合により、今の京都府域となったことを、
わかりやすく色分けして示されていました。
ということは、明治の初めは、京都には海がなかった…
騒然とした幕末、元治元年の大火で、
街の多くが消失してしまった後、
約30年間で、目覚ましい復興を遂げた京都の街の記録をご案内いただき、
先人たちの素晴らしいパワーに圧倒されました。
学校設立に向けて竃金(かまどきん)を集められた話は有名ですが、
日本で初めての障がい者教育をされた盲啞院への寄付、
御所での『京都博覧会』の開催、
水素を使っての熱気球、
都おどりの発祥、
様々な殖産を興業し、
養蚕や、鴨川の東側に『牧畜場』があったこと、
苦労して丹後・宮津への道を拓き、馬車が走っていたこと、
淀川を大阪と京都間の蒸気船の運行、
伏見 中書島に続く京電や市電、
舞鶴の新市街計画平面図、
琵琶湖疏水
第四回内国勧業博覧会の開催、
平安遷都1100年記念での平安神宮建設、等々…
京都学・歴彩館の平井俊行副館長さんと、
資料課 古文書・古典籍等特別資料担当課長補佐であり、
司書・学芸員の若林 正博氏に、約2時間近くも丁寧にご案内いただきました。
莫大な数の資料の中から厳選され、見せ方にも工夫をされていますが、
ご説明をいただきながら拝見する、この贅沢さ!!
伏見でもご活躍されている若林さんに、
以前からお誘いをいただき、もっと早くお伺いしたかったのですが、
やっと石田府議と藤山府議もご一緒にお伺いすることができました。
この展示は、4月14日から7月8日までですが、
必要に応じて、多くの資料を拝見することができます。
京都学・歴彩館の素晴らしいお取り組みにふれ、
多くの皆様にご活用いただけるよう、お声かけしていきたいと思いました。