京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

国民文化祭京都2011開催

色々いそがしくて、久しぶりの投稿になってしまいました。深謝。
いよいよ、今日から第26回国民文化祭・京都2011が始まりました。
「こころを整える〜文化発心(ほっしん)」をテーマに、11月6日まで9日間、京都府内一円それぞれの地域の心を込めた取り組みが繰り広げられます。
今日は、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、御池通りでの都大路オープニングパレード、国際会館での開会式・オープニングフェスティバル、東日本大震災復興祈念蝋燭(ろくそく)能、最後はバスに揺られて、亀岡での亀岡国民文化祭〜宵宮の再現〜に行ってきました。

好天に恵まれ、御池通りには、パレードを盛り上げる応援隊の皆さんが早くから待機。
府庁職員の皆さん、ボランティアの皆さんなど、紫や黄色のユニフォームを着た方々が大勢出迎えてくださいました。本当に晴れてよかった!
パレードでは、これまで一生懸命準備・練習してくださった皆様のご苦労に感謝しながら、約2時間半近くの隊列に大きな拍手を送りました。
  

  


東稜高校生やボーイスカウトガールスカウト、幼稚園連盟の皆さんなど、後から聞いた話では約7万8000名の人出だったとか・・・
まず、先頭の「剣鉾」の響きが聞こえてきました。小学生たちも剣鉾を上手に響かせていて、すごい!
PR隊長の「まゆまろ」も元気に行進。
  

  
京(みやこ)踊り子隊は、いつも活躍されている「京小町踊り子隊」に加えて一般公募された皆さん総勢100名の女性が振袖姿で踊りながらのパレード!
男性も、平成男きもの組として、きもの姿で各地域の旗を掲げながらの登場!
色々な年代のマーチングやバトンの数々♪
    


 
  

  

  

京都府警察音楽隊や平安騎馬隊に続き、郷土芸能の数々・・・
宮津おどり・岩手のさんさ踊り・八木節・キンニャモンニャ保存会・各地高校生による郷土芸能・宇治田楽まつりなど。
  

 

  
京都市消防音楽隊のあと、国際交流で各国からの舞踏・民謡団、最後は京都明徳高等学校ダンス部、京炎そでふれ!大演舞隊。

東日本大震災後、基本理念に「癒しのこころ 今こそ文化の底力」が加わり、パレードには福島県高等学校合同バンドや福島県いわき市の小学生の吹奏楽等も出演され、大きな拍手がおこっていました。
予定より30分あまり時間が遅れて開会式までの時間がなくなり、最後は地下鉄に乗る直前ギリギリになりましたが、なんとか少しでも見られて、よかった!

国際会館で行われた開会式のはじめには、大震災で犠牲になられた皆様に黙祷を捧げ、被災された東日本の復興を祈り、思いが届くよう、全員で「上を向いて歩こう」を歌いました。
写真撮影は禁止されていたので、画像がなくて残念ですが、ウェリカムイベントの高校生による「華道礼式生け」では色々な礼儀作法が取り入れられており、若い人たちによるステージに気持ちが洗われました。
「笙」「香」「京都こころの灯火」が厳かに入場し、開会式典では皇太子殿下のお言葉も拝聴いたしました。
オープニングステージショゥ「絹糸幻想」は、公募で選ばれた方々・オーケストラ・合唱・高校生など、約400名の皆さんが熱演!
幽玄、神秘、静寂と、躍動感溢れる明るく若い力があいまって、しばし、京都の四季折々の表情を想い浮かべながら、別世界へと誘ってもらいました。
これだけのものを仕上げるのには、とてつもない多くのご苦労とご努力があったことと思います。本当にお疲れ様でした。
最後は東儀 秀樹氏作詞作曲のメッセージソング「微笑みの空」を大合唱♪
音域が広く、難しい曲ですが、だんだん、この曲の素敵さがわかってきました。
これからも歌い続けていけたらと思います。

閉会後、東日本大震災復興祈念蝋燭(ろうそく)能を観賞させていただいてから、バスで亀岡へ。
駅前には大きな「まゆまろ」が・・・
   
国民文化祭開催に際し、多大なご尽力をいただいているワタベウエディングの渡部氏とご一緒させていただき、写真も撮ってもらい嬉しかったです。
亀岡まつりの宵宮の再現ということで、特別に亀岡駅前で11基の鉾がでいましたが、お囃子も祇園まつりによく似ていて、ビックリしました。
辻回しでは外の車輪は動かずに中にある車輪が動くので、京都の祇園祭りのように、何回もかけてだんだん廻すのではなくで、1度に2周くらい回り驚きました。
  

  
小学生たちが絵を描いた竹のあんどんの数々に、心が和み、京都造形大学生の皆さんが制作された「ねぶた」も展示されており、街はとても賑わっていました。
「ねぶた」には仕掛けがしてあって、手動で龍の首が上下したり、口が開いたり閉まったりして、ビックリ!
以前から亀岡まつりに寄せてもらいたかったので、今回初めて、国民文化祭のお陰で見せてもらうことだができて、本当によかったです。
京都府内各地で、それぞれ工夫し、おもてなしの心いっぱいに開催される国民文化祭が、実りあるものとなりますように・・・