京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

伏見あんしん・あんぜんステーション発足式

平成16年12月の「京都府犯罪のない安心・安全なまちづくり条例」制定後、警察・行政・地域の自治会等による総合的な取組によって子ども見守り隊など、地域防犯活動が実施され、犯罪発生件数は減少傾向に転じています。
多くの皆様にご尽力いただき、本当に有難い限りですが、これらの防犯組織や団体が各地域単位のため、互いに交流できる接点が少なく、今後、結びつきを深め知恵を出し合いながら、点ではなく面として地域の課題を解決していく必要があると思われます。
そして各地域にある交番・駐在所と連携・協働して、効果的な地域防犯活動を行っていくための拠点(ステーション)づくりを進め、そこを基盤として安心安全な街を実現しようと、今回、伏見警察署管内の13交番全てにおいて「あんしん・あんぜんステーション」を一斉に開設(13ステーション・19拠点)される発足式が行われました。
  

平成20年には元稲荷交番が、京都府内で初めて「稲荷あんしん・あんぜんステーション」として再編整備され、地域の各種団体の皆さんが順番に当番を決めて運営いただいており、今回、また伏見で積極的にステーションの設置を推進いただいたことをとても有難く思います。
地域の皆さんの中にはそれぞれ、もう充分頑張っているとのお声もあり、管内すべてで足並みを揃えて実施されるのはご苦労だったと思いますが、寺井署長・松宮課長をはじめ伏見警察署の皆様の熱意と地域の皆様のご理解・ご協力に心から敬意を表したいと思います。
また、今回、伏見区役所や深草支所のまちづくり推進課長も出席され、私も府議会9月定例会の代表質問でも申し上げた京都市との連携の必要性について推進いただいた事を高く評価したいと思います。
でも、これからの活動が肝心!大いに期待し、皆様のお声を聞きながら、私も自分にできることを精一杯やっていきたいと思います。
11年前の今日、小学校の校庭で突然奪われてしまった幼い尊い命を生かし続けるためにも、みんなで力をあわせ、安心・安全、温もりのある街づくりに全力を尽くしたいと決意を新たにしました。
痛ましい事件がおきてしまった12月21日は、今の私の活動の原点でもあります。
お宅にお参りに行った時、亡くなった当時小学校2年生だった男の子の同級生に会いました。
2年生のまま可愛い笑顔の写真のとっちゃんの周りには、今年も多くの花やお供えが・・・
とっちゃんが教えてくれた命の大切さ、人と人とのつながり、安心安全な温もりのある街の大切さを心に刻み、これからもみんなと一緒に頑張っていきます。
とっちゃん、いつまでも私たちの心の中で生き続けてください。