京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

福祉のまち醍醐・交流大会、犯罪被害者支援フォーラム

京都市醍醐交流会館で、醍醐ふれあいプラザ実行委員会と伏見区役所醍醐支所主催の「福祉のまち醍醐・交流大会」が開催されました。
午前中は醍醐ブロック地域福祉推進シンポジウム。
まずは伏見区地域福祉推進委員会の村井委員長のご挨拶。
山科警察署の樋口署長や伏見区役所醍醐支所の田中担当区長もご参加され、会場はほぼ満席・立ち見も・・・

「子どもたちから地域へ ふれあいのバトン」というテーマでのシンポジウムのコーディネーターは京都造形芸術大学芸術学部教授の奈良先生。
奈良先生は、地元醍醐池田東がっく「白い貴婦人」の愛称で地域の皆さんに親しまれている「醍醐コミュニティーバス」のデザイナーであり、伏見総合庁舎を建設する前に区民の皆さんから様々なご意見をお聞きするワークショップでも、コーディネーターをしていただいたり、地元でも大変ご活躍されています。

シンポジストは5名の方々。
「高齢者福祉と次世代を担う子どもたちとの共汗」・・・京都市醍醐・北部地域包括支援センター長 竹田史門氏
「子育てに地域の協働とおやじの力が大切」・・・京都市立池田東小学校おやじの会会長 河畑博行氏
「高齢者の知恵は地域の知恵袋」・・・醍醐老友会副会長 佐々木保氏・醍醐池田東シニア会会長 神中常雄氏
「子どもの心落ち着く家庭・学校・地域」・・・醍醐地域女性会副会長 渡辺貞子氏

それぞれ、日ごろ熱心に実践されていることがヒシヒシとつたわってくるお話で、会場のみなさんからも大きな拍手がおこっていました。


ロビーや会議室では、ふれあい作品展・子育て支援コーナー・高齢者相談コーナー・喫茶コーナー・即売コーナーもあり、賑わっていました。
ビー玉で作ったキーホルダーや、レモンケーキなど買って帰りましたが、懐かしい手作りのお味がして、とっても美味しかったです。

午後からは、和太鼓・・歌と手遊び・民踊・大正琴太極拳・合唱など、サークル発表会も実施されました。


【第10回犯罪被害者支援京都フォーラム】

(社)京都犯罪被害者支援センターの皆さんの主催により、「被害者参加制度における民間支援団体の役割」というテーマで、京都地方検察庁の奥谷検事の基調講演とパネルディスカッションを開催されました。
パネルディスカッションには、犯罪被害に遭われたご遺族の方や弁護士・検事・民間支援代表の方が参加されていました。

平成20年12月、刑事裁判において、「被害者参加制度」が施行されてから1年が経過しましたが、この制度を利用されたご遺族は、法廷のバーの中でどのようなお気持ちで被告人と向き合われたのでしょうか・・・
また、この制度施行以前の被害者・ご遺族は、どのような思いで裁判に臨まれたのでしょうか・・・

京都府におきましては、10年前から犯罪被害者支援センターの皆様が犯罪被害に遭われた方々の色々なご相談にのっていただき、その思いに寄り添ってきめ細かな取り組みを重ねてきていただいています。また、京都府でも、平成20年1月から「犯罪被害者支援サポートチーム」が始動し、支援センターと協力・連携しながら犯罪被害に遭われた皆さんへの支援を進めています。

犯罪被害者やご遺族の皆様のお気持ちを少しでも理解し、犯罪被害者支援についてのご理解とご支援をいただくよう、このフォーラムをはじめ、日ごろの地道なご活動に心から敬意を表し、感謝申し上げます。

フォーラムの中でも、被害者になった方々は、なかなか自分から相談しにくいこともあるとおっしゃっていましたが、当日ご参加されていた知人からも、ご近所の方の事でどこに相談したらいいなかわからなかったけれど、来てみてよかった、今度相談に行きたいと・・・
どんなことでも気軽に相談いただいたらよいと支援センターの宮井事務局長もおっしゃってくださいました。
私もまたご一緒によせていただければと思います。いつも、本当にありがとうございます。