京都府議会議員 わたなべ邦子ブログ

京都府議会議員(伏見区選出)わたなべ邦子の活動報告日記です。

1月23日

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1月23日
 コロナ禍でも、ご縁を大切にされながらお取組を進めておられる方々との、さらなるご縁が深まり、心洗われ、心揺さぶられる日となりました。感謝!
 昨日から続く雨、濃霧の中を
比叡山延暦寺 副執行 今出川 行戒参拝部長様をお訪ねさせていただきました。
 様々貴重なお話をお聞かせいただいた後、現在改修工事中の国宝、根本中堂にもお参りさせていただきました。
宗祖伝教大師最澄)が延暦7年(788)に創建されて以来、1200年にわたって、灯し続けられている「不滅の法灯」のお話にも感動しました。
菜種油を燃料にして灯芯が浸り、火が点るという構造の灯篭内で燃え続ける「不滅の法灯」は、当番や役割を決めて、常に誰かが 見張り、油を注ぐタイミングを慎重に監視しているわけではなく、
みんなが法灯に意識を向け、
気づいた人がその都度油を注ぎ、芯を代え、多くの人々の手で長きに渡って灯され続けているとのお話でした。
決して他人事ではなく、皆さんが自分事としてとらえ、日常生活に溶け込んでおられることに感銘を受けました。
気を抜くと燃料が断たれて火が消えることから「油断」の語源になったと言われているそうです。
 なお、比叡山延暦寺は歴史上、数度の焼き討ちに遭っておられますが、元亀2年(1571年)9月の織田信長比叡山焼き討ちの際に根本中堂の「不滅の法灯」は消え去りましたが、それ以前に山形県立石寺に分灯されたものから、再度延暦寺に再分灯で戻されたとのことでした。
 また、2016年から着工されている根本中堂の改修工事は、
本堂の銅板葺き、廻廊のとち葺きの葺き直し、全体の塗装彩色の修理等を主な内容とされているそうですが、
工事の期間中も参拝ができるよう、
また、国宝・重文改修ならではの珍しい作業など普段目にすることのない貴重な光景を間近で見せていただけるよう「修学ステージ」も特設されています。
「とちの木」の板を何枚も重ねて葺き直しされようとしている廻廊の様子などもご説明をいただきながら、
今出川様にご案内いただけるという、なんとも贅沢な時間!
(この修学ステージは撮影可)
その後、美味しい精進料理をいただき、「寺カフェ」で『梵字ラテ』もご馳走になりました。
梵字ラテ』のご紹介は、この後、改めて投稿させて頂きます。
 
 

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1月23日
延暦寺会館内にある寺カフェ「喫茶 れいほう」の『梵字ラテ』❣️
 生まれ年の干支毎に、守護尊とその仏様を表す梵字があるそうで、
注文時に自分の干支をお伝えすると、とても美しく、いただくのがもったいないほどの美味しいラテを淹れていただけます。
例えば、私は戌年
守護尊は阿弥陀如来様で、
「一切の苦難厄難を逃れ、また福徳長寿を授けてくださる」と言われているそうです。
梵字は、「キリーク」
ご一緒したお友達それぞれに、ありがたく、守護尊様を身体の中にお迎えさせていただきました。合掌!
お味は、コーヒーとココアパウダーの『カフェラテ』と『抹茶ラテ』
ちょうど良いほのかな甘味で、とっても美味しかったです
春のいちごシーズンには、ピンクの

 

『いちごラテ』もあるそうです。
お寺とラテ…! 
はじめは、周りの方々も驚かれたそうですが、
今、気づきましたが、「てら」を後ろから読むと「ラテ」
やはりご縁があったのでしょうか✨
その他にも様々多くの方々とのご縁を大切に新しいことに挑戦し続けておられる今出川さんに心から敬意を表し、素晴らしい仲間とのご縁に改めて感謝するひと時でした。
以前、インタビューの中で、今出川さんがお話されていたお言葉
「どれだけいい「縁」をたくさん結んでいけるかが大事なんです。
それがより良い人生を歩んでいける、幸せへの近道なんです。」
が、改めて心に沁みました。
この感動を大切に、これからも頑張ろうと心から思えるひととき、本当にありがとうございました。
 
 

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1月23日
 コロナ禍でも、ご縁を大切にされながらのお取組を進めておられる方々との、さらなるご縁が深まり、心洗われ、心揺さぶられる日
その2
お友達の四方有紀さんのギャラリー『ラ・ネージュ』での
【林サヨコさんの世界展】
10日間のご開催の最終日、なんとか少しでも拝見したいと伺いましたが、その素晴らしさに感動し、最後まで鑑賞させていただきました。
 幼い頃から、また手芸家として20年間独自の作風で、『町屋キルト』の世界を拡げてこられたサヨコさんの作品の数々に、圧倒されました!
 約1.5mx 3mのメインタペストリーはじめ、
額装の作品もガラスを外して展示されていて、
様々な布の質感や、暖簾の下に隠れている中の様子も拝見でき、
効果的な照明で作品の魅力がさらに引き出されていました。
特に、伏見の酒蔵・魚三楼さん・寺田屋・お稲荷さんの千本鳥居・聖母の教会等々、伏見の街並みコーナーは、『伏見愛』に溢れ、
細部までじっくり拝見してほんま楽しませていただきました。
 酒蔵の菜の花は、細かい刺繍で黄色だけでなく、よく見るとピンクや紫など、ほんますごい!
魚三楼さんの暖簾の向こうには温かなお店の灯り、鉄砲傷まで細かく表現されていて、ほんま感動!
 メーキングムービーをプロジェクターで映し出されたり、
実物製図、参考資料の初公開展示や、サヨコさんが会場で作品を実際に縫いすすめられるというコーナーもあり、アイデア満載!!
そして、最も驚き感服したのが、
Zoomを駆使されて、
作品の一つ一つをズームしたり、
詳しく説明されるラ・ネージュ亭主の有紀さんのお姿!!
コロナ禍でリアルな展示会や催しができなくなる中、有紀さん曰く、
必死のパッチ」で研究・練習されたそうですが、
数台のカメラやパソコン・iPadなど駆使されながら、
海外はじめ、Zoomご利用者の方々と会場に来場中の人々をつなぎ、
ほんま素晴らしい!!
 まだまだ素晴らしさがお伝えしきれていませんが、
「ぜひぜひ、多くの皆様方にご覧いただきたい!!」
という気持ちが大きく膨らみました。
素晴らしい世界展のご開催、誠にありがとうございました。
益々のご活躍をお祈りいたします。