８月９日
【 京都府議会 文化・スポーツ振興対策特別委員会 管外調査 】
東京国立博物館にて
＊文化財を活用した日本文化の発信について
＊文化財の防火対策について
特別展の企画・運営などに注力されている学芸員の皆さまのご努力により、子どもたちにも興味をもって見たり、体験できるような、文化財の活用についてや、
東日本大震災等における文化財レスキュー事業等の経験をふまえて、大規模災害に対応した文化財等の救出・救援体制を確保するため、平成２６年７月に設置された『文化財防災ネットワーク』のお取組を調査。
数多くの文化財を擁する京都においても、
文化財等保存修理や、流出防止、防災対策・災害破損等の取組がたいへん重要であると思います。
８月９日
【府議会 文化・スポーツ振興対策特別委員会 管外調査 】
東京藝術大学にて、
スーパークローン文化財について
古くからの課題である文化財の『保存と公開』のジレンマを解消するため、
東京藝術大学が開発された高精細の文化財の再現作品である
『スーパークローン文化財』について説明と実際に作品を拝見し、触らせてもらいました。
高精度なデジタル技術と、オリジナルの質感を混在させ、見た目だけでなく、手触りも本物感を感じさせる先端技術と伝統技能を駆使した作品の制作現場には、残念ながら夏休みとあって学生さんがいらっしゃいませんでしたが、単なる複製の技術だけでなく、芸術的な才能を発揮されての作品は、本当に素晴らしいものでした。
アフガニスタンの紛争で爆破された『バーミヤンの東大仏天井壁画』を復元し、G７ 伊勢志摩サミットにおいても展示され、有名になった作品にも手を触れると、少しひんやりとした感触で、本当の壁画を触っているようでした。
8月25日までは、福井県立美術館で、バーミヤン、敦煌、法隆寺からゴッホまで、世界中の名作を一堂に観覧できる『スーパークローン文化財展』が行われているそうです！
