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4月２６日
訪韓３日目、最終日は、甘川文化村とチャガルチ市場、国際市場へ。
朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた人々が山肌の斜面に密集して家を建てた集落。
トタン屋根の小さな家々、共同トイレ等、経済的には貧しい暮らしだったそうですが、
結婚や出産・葬儀の際など、タライを回して、お味噌や野菜など、
自分が出せるものを提供したり、日頃から互いに助け合って暮らしてこられたそうです。
しかしながら、この街に住んでいるということでの差別もあり、
だんだん若い人々が街を離れるようになり、
空き家も増えてきたところ、
2009年から町おこしが行なわれました。
カラフルなペンキで彩られ、街全体が路上美術館として名所となり、
韓国のマチュピチュとも呼ばれるようになりました。
昨年夏、山田前知事らと一緒に訪れた時、この街の歴史や人々の想いをお聞きし、
みんなの想いや願いを込めて書かれた札を、
自由に泳ぎ回れる魚の形に貼り付けたオブジェや、
屋根の上に飾られた自由に空をとびまわれる鳥たちに心惹かれ、
ぜひ、皆様にご紹介したい場所として、今回のプログラムに入れさせてもらいました。